
結論:歯を失ったときの治療法は、インプラント・入れ歯・ブリッジの3つです。インプラントはほかの健康な歯に負担をかけずにしっかり噛めるのが大きな特徴で、入れ歯は外科手術をせずに作れること、ブリッジは固定式で違和感が少ないことが特徴です。どれがよいかは、失った歯の本数や場所、骨の状態、ご希望、費用によって変わります。まずは歯科医院で検査を受け、それぞれの長所と短所を比べて選びましょう。
この記事でわかること
- インプラント・入れ歯・ブリッジの違い
- それぞれのメリット・デメリット
- 費用(税込)の目安
- 歯を失ったまま放っておくリスク
- 自分に合う方法の選び方
3つの治療法の比較
| インプラント | 入れ歯 | ブリッジ | |
|---|---|---|---|
| しくみ | 顎の骨に人工の歯の根を埋め、その上に歯をつける | 取り外し式の人工の歯。部分入れ歯は金属のバネなどで固定 | 失った歯の両隣の歯を削り、橋のように連結した歯をかぶせる |
| ほかの歯への負担 | かけない | バネをかける歯に負担がかかることがある | 両隣の健康な歯を削り、支えにする |
| 噛み心地 | 自分の歯に近い感覚でしっかり噛める | ずれたり外れたりすることがある | 固定式で比較的しっかり噛める |
| 外科手術 | 必要 | 不要 | 不要 |
| 治療期間の目安 | 数か月〜(骨の状態による) | 比較的短い | 比較的短い |
| 保険 | 適用外(自由診療) | 保険・自費どちらもある | 保険・自費どちらもある |
インプラントの特徴
メリット
- ほかの健康な歯を削ったり、負担をかけたりしない
- 自分の歯に近い感覚でしっかり噛める
- 見た目が自然
デメリット
- 外科手術が必要
- 保険が使えず、費用が高くなりやすい
- 骨の量や全身の状態によっては、骨を補う処置が必要だったり、治療が難しかったりする
- 長く使うために、定期的なメンテナンスが欠かせない
当院では、歯科用CTによる三次元の診断、シミュレーションソフトによる計画、ガイデッドサージェリーを用いて、個室のオペ室で手術を行います。インプラント体は10年、上部構造(人工の歯)は5年の保証があり、保証書を発行しています。
入れ歯の特徴
メリット
- 外科手術をせずに作れる
- 多くの歯を失った場合にも対応しやすい
- 保険の入れ歯なら費用を抑えられる
デメリット
- ずれたり外れたりして、噛みにくいことがある
- 部分入れ歯は、バネをかける歯に負担がかかることがある
- お口の形の変化に合わせて、調整や作り直しが必要
当院では、金属のバネがない入れ歯(バルプラスト)や、薄く軽い金属床の入れ歯、インプラントで入れ歯を安定させるインプラントオーバーデンチャーなどもご用意しています。入れ歯のお悩みは入れ歯が合わない・痛いときのコラムもご覧ください。
ブリッジの特徴
メリット
- 固定式なので、取り外しの手間がなく違和感が少ない
- 外科手術が不要
デメリット
- 両隣の健康な歯を削る必要がある
- 噛むたびに支えの歯に負担がかかり、その歯の寿命が短くなる可能性がある
- 失った歯が多い場合や、支えにする歯が弱い場合は使えないことがある
費用の目安(自由診療・税込)
当院の料金表から、主な項目を抜粋します。
| 治療 | 内容 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| インプラント | インプラント体(人工の歯の根) | 165,000円〜495,000円(1本・メーカーによる) |
| インプラント | アバットメント(支台) | 66,000円(1本) |
| インプラント | 上部構造(オールセラミックなど) | 165,000円(1歯) |
| 入れ歯 | バルプラスト(金属のバネがない入れ歯) | 片側 176,000円/両側 231,000円 |
| 入れ歯 | チタン床義歯 | 総入れ歯 407,000円/部分 341,000円 |
保険の入れ歯・ブリッジもあります。費用は失った歯の本数や骨の状態、選ぶ素材によって変わるため、検査のあとにお見積もりします。そのほかの料金は料金表をご確認ください。インプラント治療は医療費控除の対象になります。
歯を失ったまま放っておくとどうなる?
- 周りの歯が動く:すき間に向かって両隣の歯が傾いたり、噛み合う歯が伸びてきたりして、噛み合わせが崩れることがあります。
- ほかの歯に負担がかかる:残った歯で噛む回数が増え、負担が集中します。
- 食事や見た目への影響:しっかり噛めないことで、食べられるものが限られたり、見た目が気になったりします。
しっかり噛めることは、食事や会話、全身の健康を支える土台です。歯を失ったら、早めに治療法を相談しましょう。
自分に合う方法の選び方
- ほかの歯をできるだけ守りたい → インプラント
- 外科手術は避けたい・費用を抑えたい → 入れ歯(保険・自費)またはブリッジ
- 取り外しの手間がない固定式がいい → インプラントまたはブリッジ
- 総入れ歯が合わず、しっかり噛みたい → インプラント(All-on-4など)やインプラントオーバーデンチャー
実際には、骨の状態や残っている歯の状態、全身の健康状態によって選べる方法が変わります。検査の結果をもとに、それぞれの方法をご説明したうえで一緒に決めていきます。
よくある質問
インプラント・入れ歯・ブリッジのどれがいちばんいいですか?
一番よい方法は、失った歯の本数や場所、骨の状態、ご希望によって変わります。ほかの健康な歯に負担をかけない点ではインプラントに利点がありますが、外科手術が必要です。検査をしたうえで、それぞれの長所と短所をご説明します。
インプラントに保証はありますか?
当院では、インプラント体は10年、上部構造(人工の歯)は5年の保証を行っており、保証書を発行しています。
ブリッジのために健康な歯を削るのが心配です。
ブリッジは両隣の歯を削って支えにする治療です。健康な歯を削りたくない場合は、インプラントや入れ歯という選択肢もあります。ご希望をお聞かせください。
相談だけでもできますか?
はい。インプラントのご相談は無料です。入れ歯・インプラント・歯周病などの個別相談も受け付けています。
東中野で歯を失ったときのご相談なら
ホワイトデンタルクリニック中野院は、都営大江戸線「東中野」駅から徒歩1分。土曜・祝日も19時まで診療しています。インプラントについてはインプラントのページ、入れ歯については入れ歯・義歯のページで詳しくご紹介しています。ご相談はお問い合わせ・無料相談からどうぞ。
※治療の効果・期間・費用は、お口の状態によって異なります。この記事は一般的な情報であり、治療方法は検査のうえで歯科医師が判断します。

